人流データ分析/デジタル化の推進

人流データの推計・解析

J-WITSでは、個人を識別できない状態に加工済みのビッグデータを用いて、滞在先や移動手段といった人の行動を独自に推計・解析し、人の流れ(人流)が分かるデータを生成しています。そうして得られたデータは、JR西日本グループの事業改善や、お客様満足度向上を目指した施策検討において活用が進んでいます。例えば、「どこに新しい駅を作ればお客様に便利と感じていただけるか」といった鉄道分野の課題や、「どのようなキャンペーンを開催すればお客様に喜んでいただけるか」といったマーケティング分野の課題に取り組んでいます。
今後も、増え続ける社会のさまざまなデータを活用しながら、公共交通の最適化や、地域が抱える課題の解決に貢献していきます。

デジタル化の推進

現在JR西日本の業務において、デジタル化の重要性が増しています。3年前までは全く形の無かった、各種デジタル基盤や、システムの開発が進み、それらを活用した従来とは異なるビジネス展開がなされています。とはいえ重要なのは、JR西日本の各種サービスを利用されるお客様や鉄道を支える従業員です。従業員を支援し、お客様が「より使いやすい」「使いたくなる」サービスを提供するために新たな技術やマインドの獲得が急務となっています。
J-WITSでは、新たな技術領域として、モダンなシステム開発手法の適用やAWS、Azure等のクラウドに関する技術を活用したシステム開発など、さまざまなチャレンジをしています。まだまだこれからといった取り組みも多いですが、これからのJR西日本、ひいては地域社会への貢献のため、日夜ITスキルの研鑽に励み、業務に取り組んでいます。